予定より遅れたら、今から相談しよう
出生〜18か月。接種遅延、転居、記録不明の家庭。
予防接種が予定より遅れたことに気づいたら、母子健康手帳を開いて、かかりつけの小児科へ連絡しましょう。「もう間に合わない」と決めつけず、今の月齢と、これまでに受けたワクチンの名前・日付を伝えてください。次にできる接種を確認するところから始められます。
遅れを取り戻す予定は、ワクチンの種類、受けた回数、最後の接種日、今の年齢によって変わります。日本小児科学会も、予定どおりに受けられなかった場合の接種計画を示しています。自己判断で最初から全部やり直したり、日程を詰めたりせず、記録をもとに医師と組み直しましょう。
特に、ロタウイルスのように乳児期の接種時期に注意が必要なワクチンは、次の健診まで待たず早めの相談が大切です。定期接種の対象期間を過ぎると、費用の扱いが変わることもあります。「受けられるか」と「公費の対象か」は分けて、医療機関と自治体に確認してください。
転居した場合は、前の自治体で受けた記録と、新しい自治体の案内をそろえます。母子健康手帳が見当たらないときも、記憶だけで接種歴を埋めず、接種した医療機関や自治体に相談しましょう。体調不良で延期するときは、キャンセルと一緒に次の相談時期を確認しておくと予定が途切れにくくなります。
予定を組み直したら、次の接種日と連絡先を家族で共有してください。一度にすべての予定を完成させる必要はありません。まず一本の電話で、現在の記録を確認してもらうことが次の一歩です。
ロタは月齢の期限に注意
ロタワクチンの初回の標準的な時期は、生後2か月から出生14週6日後までです。出生15週0日後以降に初めて受けることは推奨されません。シリーズを終える期限は製品で異なり、ロタリックスは出生24週0日後まで、ロタテックは出生32週0日後までです。初回の期限と全回を終える期限は別なので、母子健康手帳を持って今すぐ接種医に相談してください。期限を過ぎても自費なら自由に打てるという意味ではありません。