
乳幼児健診ガイド
生まれてから就学前まで、全8回の健診スケジュール・内容・準備物・医師の視点をまとめた総合ガイドです。

おかもん先生より
健診は「異常を探す検査」ではなく、「順調ですよ」と安心していただく機会です。 発達の個人差は大きいので、その時点で「できない」ことがあっても心配しすぎないでくださいね。
お子さんの年齢に応じた健診スケジュールの全体像です
健診スケジュール
※ 港区から届く案内をご確認のうえ、指定の日時・会場で受診してください。個別健診は受診票の有効期限内にかかりつけ医療機関で受けましょう。
各健診の詳細情報・医師のチェックポイント・よくある質問はこちら
健診一覧
1ヶ月健診
出産病院対象: 生後1ヶ月 / 自費(5,000〜10,000円程度)
退院後はじめての健診です。赤ちゃんの成長とお母さんの産後の回復状態を確認します。出産した病院で受けるのが一般的です。
詳しく見る3〜4ヶ月健診
個別健診(医療機関)法定健診対象: 生後3〜4ヶ月 / 無料(公費)
港区が実施する最初の公費健診です。指定医療機関(かかりつけの小児科等)で個別に受けます。身体発育、栄養状態、先天性疾患の早期発見を目的とします。受診票は生後2ヶ月頃に届き、5ヶ月になる前日までに受診してください。なお、別途「4ヶ月児育児相談」がみなと保健所で実施されています(こちらは健診ではなく育児相談)。
詳しく見る6〜7ヶ月健診
個別健診(医療機関)法定健診対象: 生後6〜7ヶ月 / 無料(公費)
都内の指定医療機関(かかりつけの小児科等)で受ける個別健診です。受診票は生後5ヶ月頃に届き、8ヶ月になる前日までに受診してください。おすわりの発達、離乳食の進み具合、視覚・聴覚の確認が主なポイントです。
詳しく見る9〜10ヶ月健診
個別健診(医療機関)法定健診対象: 生後9〜10ヶ月 / 無料(公費)
都内の指定医療機関(かかりつけの小児科等)で受ける個別健診です。11ヶ月になる前日までに受診してください。つかまり立ち・ハイハイなどの運動発達と、指先の細かい動き、言語発達の前段階(喃語)を確認する重要な健診です。
詳しく見る1歳6ヶ月健診
個別健診(医療機関)法定健診対象: 1歳6ヶ月 / 無料(公費)
母子保健法で義務づけられた健診で、港区では二部構成です。【内科健診】指定医療機関で個別に受診(受診票:黄色・複写)。歩行・言語・社会性の発達を総合的に評価します。【歯科健診】みなと保健所でオンライン予約制。歯科健診に加え、アンケート確認・保健師や栄養士・心理相談員による個別相談も受けられます。
詳しく見る3歳児健診
集団健診(保健センター)法定健診対象: 3歳 / 無料(公費)
母子保健法で義務づけられた健診で、みなと保健所で実施される集団健診です。予約制(みなと母子手帳アプリまたは電話03-6400-0084)。受付時間は午前9:10〜10:30・午後12:50〜14:20・土曜12:50〜14:00。4歳の誕生日の前日まで受診可能です。視覚・聴覚のスクリーニング(眼科検査含む)、尿検査、言語発達、社会性の評価など、就学前に行われる最も包括的な健診です。
詳しく見る5歳児健診
個別健診(医療機関)対象: 5歳(年中相当) / 無料(公費)
3歳児健診と就学時健診の間を埋める重要な健診です。一次健診は受託医療機関で身体測定・問診・診察を個別に受けます。経過観察と判定された方や育児の困り感がある場合は、みなと保健所で二次健診(専門相談:集団指導・集団遊び・個別相談・専門相談)を受けられます。集団生活を経験した5歳の時点で、発達障害(ADHD・自閉スペクトラム症・学習障害など)の早期発見と就学前の支援につなげることが目的です。
詳しく見る就学時健診
小学校法定健診対象: 5歳半〜6歳(就学前年の秋) / 無料(公費)
小学校入学前に行われる健診で、学校保健安全法に基づいて実施されます。内科・眼科・耳鼻咽喉科・歯科の診察に加え、児童面談(知的発達の評価)が行われます。入学に向けた準備状況を確認する目的があります。付き添いは原則1名、自転車での来校はできません。未受診の場合は学校医で個別に受診します。
詳しく見るすべての健診に共通する持ち物
準備するもの
※ 健診によっては尿検体・歯ブラシ・上履き等も必要です。各健診の詳細ページをご確認ください。
乳幼児健診について保護者の方からよく寄せられる質問
よくある質問
健診を受けないとどうなりますか?
1歳半・3歳の法定健診を受けないと保健センターから連絡があります。日程が合わない場合は振替相談が可能です。
体調が悪い場合、延期できますか?
延期できます。集団健診はみなと保健所(03-6400-0081)、個別健診はかかりつけ医に連絡してください。
集団健診と個別健診の違いは?
集団健診は保健センターで一斉に受診。育児相談や保護者同士の交流も。個別健診はかかりつけ小児科で、じっくり相談しやすいのが特徴です。
「要経過観察」と言われたら?
異常という意味ではなく、少し見守りが必要という判断です。指示されたフォローアップを受けましょう。
パートナーや祖父母が連れて行っても大丈夫?
大丈夫です。普段の様子を把握している方が同行するとスムーズ。伝えたいことのメモを持たせるのもおすすめです。
各健診で小児科医がどこを見ているのか、その視点をご紹介します
医師はどこを見ているのか
体重・身長だけでなく、月齢ごとの発達マイルストーンを総合的にチェックしています。各健診ページで詳しく解説しています。