親の私が眠れず、もう限界です
出生〜18か月の子を育てる親・養育者。産後ケアの制度対象は別記
短い答え
休む時間を作っても眠れない、つらさで育児が続けられないときは、親自身が支援を受ける理由になります。「子どもが寝たら一緒に寝て」で解決しないこともあります。子の睡眠が整うまで我慢せず、今日の世話を交代できる人と医療・地域の支援を探します。
急ぐサインと行動
今にも自分や子を傷つけそう、現実との区別がつかないほど混乱し安全を保てない場合は、子を安全な専用寝床へ置いて119に状況を伝えます。近くの大人にも来てもらい、一人で対応を続けません。暴力が迫っていて警察の保護が必要なら110です。通常の相談窓口の受付まで待ちません。
産後に、現実にはない声が聞こえる、強く混乱する、周囲から見て著しく普段と違う言動がある場合は、差し迫る危険を本人が感じなくても、産科・精神科などへ今すぐ連絡し、その日のうちに評価を受けてください。本人が気づけないこともあるため、家族からの連絡でもかまいません。単なる寝不足だけで病名を決める意味ではありません。
今すること
「今夜のこの時間は代わって」「授乳の後のおむつ替えと寝かしつけを頼みたい」など、一つの作業を具体的に頼みます。授乳方法を変えることだけが分担ではありません。
日中でも、家事より休息を先にできる時間を作ります。抱っこしたまま眠り込みそうなら、子を専用寝床へ。飲酒で寝つこうとせず、薬は自己判断で増減しないでください。
産科、かかりつけ医、保健センター・こども家庭センターに「眠れない」「一人で世話するのが難しい」と伝えます。抑うつや強い不安がある場合は、親自身の診察も相談します。
日本で使える支援
産後ケア事業は出産後1年以内の母子を対象とする仕組みです。地域で使える宿泊・日帰り・訪問の支援、利用条件や空きを自治体に確認します。1歳を過ぎた家庭や父親・パートナーも、子育て支援と自分の心身の相談をしてかまいません。子を傷つけそうな不安の相談は189、通常の児童相談所相談は0120-189-783へ。
相談のための立派な記録は不要です。眠れた時間、つらさ、今一人なのか、今夜の世話を続けられるかを伝えてください。