指しゃぶりは乳幼児に非常に多い習癖です。多くは自然にやめますが、4歳以降も続く場合は歯並びに影響する可能性があります。今回は、指しゃぶりについてお伝えします。
指しゃぶりは問題ですか?#
| 年齢 | 対応 |
|---|---|
| 0-1歳 | 正常な発達行動。止めさせる必要なし |
| 2-3歳 | 多くが自然にやめる。見守る |
| 4歳以降 | 歯並びへの影響が出始める。やめる働きかけを |
| 6歳以降 | 歯科受診を検討 |
指しゃぶりの役割
- 自己鎮静(安心感を得る)
- ストレスの解消
- 退屈な時の行動
- 入眠の助け
ポイント
- 3歳までは正常な行動
- 多くは自然にやめる
- 4歳以降は働きかけを
歯並びへの影響は?#
| 影響 | 詳細 |
|---|---|
| 開咬 | 前歯がかみ合わない |
| 上顎前突 | 出っ歯になる |
| 交叉咬合 | かみ合わせがずれる |
| 口蓋の変形 | 上あごが狭くなる |
3歳までにやめれば歯並びは自然に改善することが多いです。
ポイント
- 4歳以降の指しゃぶりは歯並びに影響
- 3歳までにやめれば改善しやすい
- 開咬(前歯がかみ合わない)が多い
やめさせる方法は?#
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 声かけ | 「お口から出そうね」とやさしく |
| 褒める | しゃぶっていない時に褒める |
| 手を使う遊び | 粘土、ブロック、お絵描き |
| カレンダー | しゃぶらなかった日にシール |
| バンドエイド | 指に貼って気づかせる |
してはいけないこと
- 叱る・怒る(かえって増える)
- 苦い薬を塗る(心理的な影響)
- 手を縛る(心理的な影響)
- 人前で恥ずかしい思いをさせる
ポイント
- 叱るのは逆効果
- しゃぶっていない時に褒める
- 手を使う遊びで代替
おしゃぶりと指しゃぶりの違いは?#
おしゃぶり
- やめやすさ
- 取り上げればやめられる
- 歯への影響
- 同様にある
- 衛生面
- 清潔に保てる
- 推奨時期
- 1歳を過ぎたらやめる方向に
指しゃぶり
- やめやすさ
- 自分の指なので取り上げられない
- 歯への影響
- 同様にある
- 衛生面
- 手が汚れていることがある
- 推奨時期
- 3歳までは問題なし
ポイント
- おしゃぶりはやめやすい
- 歯への影響はどちらも同様
- 1歳頃からおしゃぶり卒業を
受診が必要な場合は?#
| 受診の目安 | 詳細 |
|---|---|
| 4歳以降も頻繁に | 歯並びへの影響を評価 |
| 歯並びの変化 | 出っ歯、開咬 |
| 指のたこ | 吸いすぎによる皮膚の変化 |
| 不安が強い | 常に不安で指しゃぶりが止められない |
| 爪かみも合併 | 不安やストレスのサイン |
4歳以降は小児歯科で歯並びの評価を受けることをお勧めします。
ポイント
- 4歳以降は歯科で評価
- 強い不安がある場合は心理面のサポートも
- 爪かみの合併にも注意
今号のまとめ#
- 3歳までの指しゃぶりは正常
- 4歳以降は歯並びに影響する可能性
- 叱らず、褒めて、代替手段を提供
- 3歳までにやめれば歯並びは改善しやすい
- 4歳以降は小児歯科で評価を