「健診で何を見ているのですか?」「要経過観察と言われて不安です」、乳幼児健診は子どもの発育・発達の確認と病気の早期発見のために非常に重要です [1]。港区の健診制度を正しく理解し、安心して受診していただきたいと思います。
港区の乳幼児健診にはどのようなものがありますか?#
| 健診名 | 時期 | 実施場所 |
|---|---|---|
| 1か月児健診 | 生後1か月 | 出産医療機関(愛育病院等) |
| 3〜4か月児健診 | 生後3〜4か月 | みなと保健所・各総合支所 [2] |
| 6〜7か月児健診 | 生後6〜7か月 | 指定医療機関(個別) [2] |
| 9〜10か月児健診 | 生後9〜10か月 | 指定医療機関(個別) [2] |
| 1歳6か月児健診 | 1歳6か月 | みなと保健所・各総合支所 [2] |
| 3歳児健診 | 3歳 | みなと保健所・各総合支所 [2] |
| 5歳児健診 | 5歳 | みなと保健所(港区独自) [2] |
健診の費用
- すべて無料(公費負担)
- 受診票は区から郵送
- 期限内に受診できなかった場合は区に連絡
ポイント
- 港区は5歳児健診も実施(自治体独自) [2]
- すべて無料で受診可能
- 受診票が届いたら期限内に受診を
各健診では何を見ますか?#
| 健診 | 主なチェック項目 |
|---|---|
| 3〜4か月 | 首すわり、追視、あやし笑い、股関節、体重増加 [1] |
| 6〜7か月 | 寝返り、お座り、手の使い方、離乳食開始状況 |
| 9〜10か月 | ハイハイ、つかまり立ち、パラシュート反射、小さな物をつまむ |
| 1歳6か月 | 独歩、有意語、指さし、積み木、小走り |
| 3歳 | 会話、社会性、視力・聴力スクリーニング、尿検査 |
| 5歳 | 集団生活への適応、発達特性のスクリーニング、就学準備 |
集団健診と個別健診の違い
- 集団健診(3〜4か月、1歳6か月、3歳、5歳):保健所で実施。医師診察+歯科+栄養・育児相談
- 個別健診(6〜7か月、9〜10か月):指定医療機関で受診。受診票持参
ポイント
- 各月齢に応じた発育・発達のマイルストーンを確認 [1]
- 集団健診では歯科や栄養相談も受けられる
- 気になることがあれば健診時に相談を
要経過観察と言われたらどうすべきですか?#
| 結果 | 意味 | 対応 |
|---|---|---|
| 異常なし | 年齢相応の発育・発達 | 次回健診まで通常通り |
| 要経過観察 | 現時点では判断しきれない | 指定された時期に再評価 [3] |
| 要精密検査 | 詳しい検査が必要 | 指定医療機関を受診 [3] |
| 要治療 | 治療が必要 | 専門医療機関を受診 [3] |
要経過観察と言われやすい項目
- 体重の増え方がゆっくり
- 運動発達がやや遅め(個人差の範囲)
- 言葉の発達がやや遅め
- 股関節の開きが左右で異なる
要経過観察は"グレーゾーン"ではなく"今は判断しきれない"という意味です [3]。多くの場合、次回の再評価で問題なしとなります。
ポイント
- 要経過観察は異常ではない [3]
- 多くは次回の再評価で問題なしとなる
- 指定された時期に再評価を忘れずに受ける
健診を受ける際のコツは?#
| 準備すること | 具体的な内容 |
|---|---|
| 母子手帳を持参 | 成長記録、予防接種記録の確認 |
| 質問リストを作成 | 聞きたいことをメモしておく |
| 日常の様子を記録 | 食事量、睡眠、気になる行動 |
| 着脱しやすい服装 | 全身の診察があるため |
| お気に入りのおもちゃ | 待ち時間対策 |
集団健診の持ち物
- 母子健康手帳
- 受診票(記入済み)
- 健康保険証・医療証
- おむつ・着替え
- 飲み物・軽食
ポイント
- 聞きたいことをメモしておくと忘れない
- 日常の様子の記録があると医師に伝えやすい
- 着脱しやすい服装で
健診以外に発達が気になる場合は?#
| 相談先 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| かかりつけ小児科 | 全般 | 発育・発達・病気の相談 |
| みなと保健所 | 乳幼児 | 保健師による育児相談 [2] |
| 子ども家庭支援センター | 18歳未満 | 子育て全般の相談 [2] |
| 港区立児童発達支援センター | 発達が気になる子 | 発達の評価と支援 [2] |
| 育児相談(各総合支所) | 乳幼児 | 保健師・栄養士に相談 [2] |
港区の育児相談日
- 各総合支所で月1〜2回実施
- 予約制(電話で予約)
- 保健師、栄養士、歯科衛生士に相談可能
- 体重測定も可能
ポイント
- 健診の時期以外でも相談可能 [2]
- かかりつけ小児科と保健所の両方を活用
- 港区立児童発達支援センターは発達の専門相談先
今号のまとめ#
- 港区の乳幼児健診はすべて無料
- 港区は5歳児健診も独自に実施
- 要経過観察は異常ではなく、再評価の意味
- 聞きたいことをメモして健診に臨む
- 健診以外にも保健所や子ども家庭支援センターで相談可能