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弱視は、眼鏡をかけても視力が十分に出ない状態で、小児の約2-3%に見られます。視力の発達は6-8歳頃に完了するため、それまでに発見・治療することが極めて重要です。今回は、弱視について詳しくお伝えします。
弱視とは?#
| 基本情報 | 詳細 |
|---|---|
| 頻度 | 小児の約2-3% |
| 原因 | 視覚刺激の遮断や左右差 |
| 治療適齢期 | 6歳まで(早いほど効果的) |
| 治療限界 | 8-10歳以降は改善が困難 |
基本情報詳細
頻度
小児の約2-3%
原因
視覚刺激の遮断や左右差
治療適齢期
6歳まで(早いほど効果的)
治療限界
8-10歳以降は改善が困難
| 弱視の原因 | 詳細 |
|---|---|
| 屈折異常弱視 | 強い遠視・乱視・近視 |
| 不同視弱視 | 左右の屈折度数の差が大きい |
| 斜視弱視 | 斜視の目が抑制される |
| 形態覚遮断弱視 | 先天白内障、眼瞼下垂 |
弱視の原因詳細
屈折異常弱視
強い遠視・乱視・近視
不同視弱視
左右の屈折度数の差が大きい
斜視弱視
斜視の目が抑制される
形態覚遮断弱視
先天白内障、眼瞼下垂

どうやって見つけますか?#
| 発見の機会 | 時期 |
|---|---|
| 乳幼児健診 | 4か月、1歳半、3歳 |
| 3歳児健診の視力検査 | 最も重要なスクリーニング |
| フォトスクリーナー | カメラ型の簡易検査(1歳から可能) |
| 就学時健診 | 発見は遅いがまだ治療可能 |
発見の機会時期
乳幼児健診
4か月、1歳半、3歳
3歳児健診の視力検査
最も重要なスクリーニング
フォトスクリーナー
カメラ型の簡易検査(1歳から可能)
就学時健診
発見は遅いがまだ治療可能
家庭で気づくサイン
- テレビに近づいて見る
- 片目を隠すと嫌がる
- 目を細める
- 首を傾ける
3歳児健診の視力検査は弱視発見の最大のチャンスです。事前に家庭でランドルト環(Cの字)の練習をしておくと、検査がスムーズです。

治療はどうしますか?#
| 治療法 | 内容 |
|---|---|
| 眼鏡装用 | 屈折異常を矯正。まず眼鏡から |
| 遮閉法(アイパッチ) | 良い方の目を隠して弱視の目を使わせる |
| アトロピン点眼 | 良い方の目をぼやけさせる |
| 手術 | 斜視がある場合 |
治療法内容
眼鏡装用
屈折異常を矯正。まず眼鏡から
遮閉法(アイパッチ)
良い方の目を隠して弱視の目を使わせる
アトロピン点眼
良い方の目をぼやけさせる
手術
斜視がある場合
アイパッチの実際
- 1日2-6時間の装用(程度による)
- 装用中はぬり絵、読書などの作業を
- 数か月〜数年の継続が必要
- 嫌がる場合はシール式やデザイン入りを
眼鏡を嫌がります#
| 工夫 | 内容 |
|---|---|
| 見え方の改善を実感 | 弱視用眼鏡は見やすくなるため自然に受け入れる |
| バンド付きフレーム | 外れにくい |
| お気に入りのフレーム | 本人に選ばせる |
| ロールモデル | 眼鏡をかけている人を見せる |
| 無理強いしない | 短時間から始める |
工夫内容
見え方の改善を実感
弱視用眼鏡は見やすくなるため自然に受け入れる
バンド付きフレーム
外れにくい
お気に入りのフレーム
本人に選ばせる
ロールモデル
眼鏡をかけている人を見せる
無理強いしない
短時間から始める
弱視治療用眼鏡は健康保険の対象です。9歳未満の子どもの弱視治療用眼鏡には保険が適用されます。
治療はいつまで続けますか?#
| 治療の経過 | 詳細 |
|---|---|
| 改善期 | 眼鏡+アイパッチで視力が改善 |
| 維持期 | 治療の頻度を減らして経過観察 |
| 再発 | 治療を急に中止すると再発することがある |
| 終了時期 | 視力が安定し、8-10歳を過ぎたら終了 |
治療の経過詳細
改善期
眼鏡+アイパッチで視力が改善
維持期
治療の頻度を減らして経過観察
再発
治療を急に中止すると再発することがある
終了時期
視力が安定し、8-10歳を過ぎたら終了
弱視の治療は根気が必要です。途中で治療を中止すると再発することがあるため、医師の指示に従って継続してください。
今号のまとめ#
- 弱視は小児の2-3%に見られ、早期発見が重要
- 3歳児健診の視力検査が発見の最大のチャンス
- 6歳までの治療開始が効果的
- 眼鏡とアイパッチが治療の基本
- 弱視治療用眼鏡は保険適用