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MINATON くらしの手帳

動き・ことば・発達

体の動き、ことば、人とのやりとり。育ちを見守るときの疑問と相談の話。

6のQ&Aを収録 / 医療確認 2026-10-02

本文と参考資料をすべて表示しています。ブラウザの印刷画面で、用紙やPDF保存を選べます。

目次

  1. できていたことができなくなった
  2. おすわり・はいはいがまだで心配
  3. つかまり立ち・歩き始めはいつ?
  4. 言葉がまだ出ない・増えない
  5. 指さしや名前への反応が少ない気がする
  6. 発達の心配をどこへどう相談する?

Q&A 1 / 6

できていたことができなくなった

出生〜18か月。

短い答え

いつもできていた動き、言葉、人への反応が失われたと感じたら、次の健診を待たず小児科に連絡してください。「個人差」で片づけず、経過を確認してもらうことが大切です。

今すること

いつまでできていたか、いつ変化に気づいたかを書きます。座る・歩くなどの動き、声や言葉、食べる様子、人とのやりとりのうち、何が変わったかを伝えてください。以前の動画があれば参考になりますが、撮影や記録をそろえるために連絡を遅らせる必要はありません。

急ぐサイン

急に手足が動かしにくい、意識や反応がおかしい、けいれんが続く・止まっても反応が戻らない、呼吸がおかしい場合は119です。発達の相談予約を取って待つ状況ではありません。

相談目安

急な症状がなくても、できていたことをしなくなった状態が続く、複数の力が失われたように見える場合は、早めに診察を受けます。「もう少し待てば戻るかも」と数か月先まで先延ばししないでください。

詳しく知る

たまたま見せないことと、身についた力を失ったことは、家庭だけでは区別しにくいものです。一つの動画やチェック項目だけで原因は決まりません。診察で、それまでの発達と今の体調を一緒に確かめます。

参考にした資料

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Q&A 2 / 6

おすわり・はいはいがまだで心配

6〜18か月。早産の子は修正月齢も含めて担当医と確認。

短い答え

はいはいの仕方や始まる時期には違いがあり、ずりばいや、おしりで移動する子もいます。「はいはいをしない」だけで異常とは決めません。ただ、おすわりの安定や手足の動きも一緒に見ます。

今すること

起きている時間に、大人がそばで見ながら安全な床で遊びましょう。左右の手足を使うか、物に手を伸ばすか、支えなしで座れるかを普段の遊びで観察します。練習を課題にせず、診察で見せられる短い動画があれば十分です。

相談目安

9か月ごろになっても支えなしで座れない、片側の手足ばかり使う、体が極端に硬い・柔らかいと感じるときは、小児科に相談してください。9〜10か月健診も相談の機会です。できていた動きが失われたら、健診を待たず連絡します。

詳しく知る

発達の目安は相談を始める手がかりで、診断の締切ではありません。早産や持病がある子は、その子の経過を踏まえて評価します。不安を「個人差です」で終わらせず、次に何を見るかを一緒に決めましょう。

参考にした資料

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Q&A 3 / 6

つかまり立ち・歩き始めはいつ?

6〜18か月。早産・持病のある子は個別評価。

短い答え

1歳の誕生日に歩かなくても、それだけで異常とは限りません。歩き始めには幅があり、座る、立ち上がる、つかまって移動するなど、前の段階も合わせて見ます。

今すること

倒れやすい家具や危ない物を片づけ、安全な床で自由に動ける場所を作ります。立った回数を競わせたり、無理に手を引いて歩かせたりする必要はありません。普段どこにつかまり、どんなふうに足を使っているかを相談時に伝えましょう。

相談目安

1歳ごろにつかまって立つ様子がない、1歳半になっても一人で歩かない場合は、小児科・健診で評価を受けましょう。痛がる、左右差が強い、できていた動きができなくなった場合は、その時点で相談します。

詳しく知る

CDCには1歳でつかまり立ち、1歳半で一人歩きという観察項目がありますが、これだけで病気を判断するものではありません。心配があれば、その月齢を待つ必要もありません。歩行器は歩く力を早める道具ではなく、事故にもつながるため、練習のために用意しなくて大丈夫です。

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Q&A 4 / 6

言葉がまだ出ない・増えない

6〜18か月。家庭で複数の言語を使う場合もその様子を共有。

短い答え

言葉の数だけで判断せず、声を出す、身ぶりで伝える、話しかけに反応する様子も一緒に見ましょう。気になる時点で相談してかまいません。

今すること

見ている物を「くるま」「おはな」と短く言い、声やしぐさが返ってきたら応じます。絵本は文字を全部読まず、好きな絵を一緒に見るだけでも大丈夫です。「言ってごらん」と何度も試すより、普段のやりとりを楽しみましょう。

相談目安

1歳半で意味のある言葉が出ない、増えないことが気になる、簡単な話しかけが伝わりにくいと感じる場合は、健診や小児科へ。音への反応が乏しいときは聞こえも含めて相談します。言えていた言葉が消えたら健診を待ちません。

詳しく知る

発達チェック表は診断表ではありません。診察では言葉以外のやりとりも見てもらえます。使っている言語、よく出る音や言葉、身ぶりをメモして持参すると説明しやすくなります。相談は、家庭の関わり方を責めるためではなく、必要な手助けを見つける機会です。

参考にした資料

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Q&A 5 / 6

指さしや名前への反応が少ない気がする

6〜18か月。

短い答え

一度呼んで振り向かなかっただけでは判断できません。普段の声や音への反応、目線、物を見せる・身ぶりで伝える様子を合わせて相談しましょう。

今すること

静かな場面で自然に名前を呼ぶ、おもしろい物を一緒に見る、子どもが見ている物に言葉を添えるなど、いつもの遊びで様子を見ます。何度も反応を試す必要はありません。反応がある場面・ない場面を一つずつメモすると伝えやすくなります。

相談目安

9か月以降で名前や声への反応がいつも乏しい、1歳半ごろに興味のある物を指さして伝える様子が少ないなど、気になることが続けば小児科や保健師に相談します。聞こえも含めて見てもらいましょう。前にあった反応が消えたときは待たずに連絡します。

詳しく知る

CDCでは名前への反応や指さしを発達の観察項目にしていますが、どれか一つが少ないだけで診断はつきません。項目を埋める練習にせず、普段のやりとり全体を伝える手がかりにしてください。

参考にした資料

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Q&A 6 / 6

発達の心配をどこへどう相談する?

出生〜18か月。

短い答え

最初の相談先は、かかりつけ小児科か自治体の保健師で大丈夫です。診断名や、うまく説明する言葉がなくても「これが気になる」と伝えてください。

今すること

「いつから」「どんな場面で」「以前はどうだったか」を短くメモします。母子健康手帳と、普段の様子がわかる動画があれば持参しましょう。相談では、今確認すること、次に診てもらう時期、必要な紹介先を聞いておくと動きやすくなります。

相談目安

港区の「すくすく育児相談」では、保健師や心理相談員などに個別相談ができます。対象は区内の就学前の子どもです。日程などは公式案内で確認してください。区外の方は、お住まいの自治体の母子保健窓口が入口です。

急ぐサイン

できていた動きや言葉が失われたときは、次の健診や相談会を待たず小児科に連絡します。急に反応が悪い、体を動かせない、けいれんが続く・止まっても反応が戻らない場合は119です。

詳しく知る

乳幼児健診は発達を相談する機会でもあります。「様子を見ましょう」と言われたときは、何を見て、いつ再相談するかを確認しましょう。不安が残る場合は再び相談してかまいません。

参考にした資料

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