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1型糖尿病は子どもに多い糖尿病で、膵臓からインスリンが分泌されなくなる自己免疫疾患です。生涯にわたるインスリン治療が必要ですが、適切な管理により普通の生活を送ることができます。今回は、1型糖尿病についてお伝えします。
1型糖尿病とは?#
| 基本情報 | 詳細 |
|---|---|
| 原因 | 自己免疫(生活習慣は関係ない) |
| 頻度 | 日本では10万人に約2人/年 |
| 好発年齢 | 5-7歳、思春期にピーク |
| 2型との違い | 生活習慣は無関係。インスリンが絶対的に不足 |
基本情報詳細
原因
自己免疫(生活習慣は関係ない)
頻度
日本では10万人に約2人/年
好発年齢
5-7歳、思春期にピーク
2型との違い
生活習慣は無関係。インスリンが絶対的に不足
初期症状(3大症状)
- 多飲(のどが異常に渇く)
- 多尿(おしっこの回数・量が増える)
- 体重減少(食べているのに痩せる)
緊急の症状はありますか?#
| DKAの症状 | 詳細 |
|---|---|
| 嘔吐 | 繰り返す嘔吐 |
| 腹痛 | 急性腹症と間違われることがある |
| 脱水 | 口の渇き、皮膚の乾燥 |
| 呼吸 | 深く速い呼吸(クスマウル呼吸) |
| 意識障害 | ぐったり、意識がもうろう |
| 果物のような臭い | 呼気にアセトン臭 |
DKAの症状詳細
嘔吐
繰り返す嘔吐
腹痛
急性腹症と間違われることがある
脱水
口の渇き、皮膚の乾燥
呼吸
深く速い呼吸(クスマウル呼吸)
意識障害
ぐったり、意識がもうろう
果物のような臭い
呼気にアセトン臭
1型糖尿病の約30%がDKAで発症します。上記の症状があればすぐに救急受診してください。
治療はどうしますか?#
| 治療法 | 詳細 |
|---|---|
| ペン型注射 | 毎食前+就寝前(1日4回以上) |
| インスリンポンプ | 24時間持続注入。より生理的 |
| CGM | 持続血糖モニター。針なしで血糖値を確認 |
| カーボカウント | 食事の炭水化物量に応じてインスリン量を調整 |
治療法詳細
ペン型注射
毎食前+就寝前(1日4回以上)
インスリンポンプ
24時間持続注入。より生理的
CGM
持続血糖モニター。針なしで血糖値を確認
カーボカウント
食事の炭水化物量に応じてインスリン量を調整
血糖管理の目標
- HbA1c 7.0%未満が目標
- 低血糖にも注意が必要
- 学校生活・運動も通常通り可能
学校生活で気をつけることは?#
| 学校での対応 | 内容 |
|---|---|
| 担任・養護教諭 | 病気について説明し、協力を依頼 |
| インスリン注射 | 保健室での注射を認めてもらう |
| 低血糖対策 | ブドウ糖を常備。症状を理解してもらう |
| 給食 | 通常通り。カーボカウントで対応 |
| 体育・運動 | 制限なし。低血糖に注意 |
学校での対応内容
担任・養護教諭
病気について説明し、協力を依頼
インスリン注射
保健室での注射を認めてもらう
低血糖対策
ブドウ糖を常備。症状を理解してもらう
給食
通常通り。カーボカウントで対応
体育・運動
制限なし。低血糖に注意
低血糖の症状と対応
- 手のふるえ、冷や汗、顔色不良
- ブドウ糖10-15gを摂取
- 意識がない場合はグルカゴン注射
将来の見通しは?#
| 現在の医療 | 詳細 |
|---|---|
| CGM+ポンプ | 自動インスリン調整が可能に |
| 合併症予防 | HbA1cを良好に保てば予防可能 |
| 妊娠・出産 | 計画妊娠で通常出産が可能 |
| スポーツ | プロスポーツ選手も活躍 |
現在の医療詳細
CGM+ポンプ
自動インスリン調整が可能に
合併症予防
HbA1cを良好に保てば予防可能
妊娠・出産
計画妊娠で通常出産が可能
スポーツ
プロスポーツ選手も活躍
1型糖尿病の治療は劇的に進歩しています。CGMとインスリンポンプの組み合わせにより、管理は以前よりはるかに楽になっています。
今号のまとめ#
- 1型糖尿病は自己免疫疾患で生活習慣は無関係
- 多飲・多尿・体重減少が初期症状
- DKAは緊急事態、嘔吐・脱水で受診を
- インスリン治療は生涯必要だが管理は進歩
- 学校生活・運動に制限はない