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定期接種

HPV(ヒトパピローマウイルス)

子宮頸がん・HPV関連疾患

子宮頸がんの主な原因であるHPV感染を予防します。定期接種(公費)の対象は小学6年生〜高校1年生相当の女子です。15歳の誕生日前に1回目を接種した場合は合計2回、15歳以上で開始した場合は合計3回の接種です。男子は任意接種(自費)として接種できます。

接種スケジュールを確認する

接種スケジュール

  1. 1

    1回目(小学6年〜高1相当)

    標準: 12歳接種時期のめやす: 12歳〜16歳
  2. 2

    2回目(15歳未満で開始:1回目の6〜12ヶ月後(5ヶ月以上あける)・この回で完了)

    標準: 12歳6ヶ月接種時期のめやす: 12歳5ヶ月〜16歳6ヶ月
  3. 3

    3回目(15歳以上で開始した場合のみ:1回目の2ヶ月後・6ヶ月後の計3回)

    標準: 12歳6ヶ月接種時期のめやす: 12歳6ヶ月〜16歳6ヶ月

主な副反応

接種部位の痛み・腫れ。接種後に立ちくらみ・失神が起こることがあるため、接種後15〜30分は座って待機します。

接種の注意事項・禁忌

本剤成分に対する重篤なアレルギーの既往がある場合は禁忌です。

よくある質問

Q. 接種は2回ですか?3回ですか?

A. 定期接種で主に使われている9価ワクチン(シルガード9)の場合、15歳の誕生日前に1回目を接種すれば、5ヶ月以上(標準的には6〜12ヶ月)あけた2回目で完了できます。15歳以上で1回目を接種する場合は、1回目の2ヶ月後と6ヶ月後の計3回接種します。どちらのスケジュールになるかは、接種時に医師が確認します。

Q. キャッチアップ接種(公費)はまだ受けられますか?

A. 接種機会を逃した方向けのキャッチアップ接種(公費)は、2026年3月31日で終了しました。現在の公費(定期接種)の対象は小学6年生〜高校1年生相当の女子です。対象年齢を過ぎた方も任意接種(自費)として接種でき、未感染のHPV型に対する予防効果は期待できます。最新の制度はかかりつけ医や港区のホームページでご確認ください。

Q. 接種後に立ちくらみが起きました。大丈夫ですか?

A. HPVワクチン接種後は、血管迷走神経反射(痛み・緊張などによる一過性の血圧低下)による立ちくらみ・失神が起こることがあります。これを防ぐために、接種後は必ず15〜30分間、座った状態で経過観察してください。日本小児科学会は接種後の座位での安静を推奨しています。

Q. 接種後に腕や体が痛く、動かしにくいです。HPVワクチンの副反応ですか?

A. 接種部位の痛みや腫れは最もよく見られる副反応です。頭痛、倦怠感も報告されています。通常数日で改善します。アセトアミノフェン系鎮痛薬(学校医や小児科医に相談の上)を使用できます。痛みが強く、長期間続く、広範な関節痛・運動障害を伴う場合はかかりつけ医に相談してください。

Q. HPVワクチンは本当に子宮頸がんを防ぎますか?

A. はい。2価・4価・9価HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる主要なHPV型(16型・18型)に対して90%以上の予防効果があることが大規模臨床試験で確認されています。スウェーデンの研究(2020年)では、17歳以前の接種で子宮頸がんリスクが88%低下することが示されました。

公式情報・参考サイト

このワクチンについての詳しい情報は、以下の公式サイトもあわせてご参照ください。

※ この情報は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。 接種時期や可否についてはかかりつけの小児科医にご相談ください。