子育てでよく出てくる医学用語をわかりやすく解説
小児科用語集
予防接種
- 定期接種(ていきせっしゅ)
- 予防接種法に基づき、対象年齢の間は無料で受けられるワクチン接種。BCG、四種混合、MR(麻しん風しん)などが該当。
- 予防接種ガイド
- 任意接種(にんいせっしゅ)
- 定期接種以外のワクチン。おたふくかぜ、インフルエンザなど。港区では一部に助成あり。費用は自己負担の場合がある。
- 副反応(ふくはんのう)
- ワクチン接種後に起こる体の反応。接種部位の腫れや発熱が一般的。多くは数日で治まるが、高熱やぐったりする場合は医療機関へ。
- 同時接種(どうじせっしゅ)
- 複数のワクチンを1回の受診で接種すること。安全性は確立されており、接種スケジュールの効率化につながる。
- 追加接種(ブースター)(ついかせっしゅ)
- 初回接種後に免疫を強化するために行う追加のワクチン接種。時間が経つと免疫が低下するため、定められた時期に接種する。
感染症
- 潜伏期間(せんぷくきかん)
- 病原体に感染してから症状が現れるまでの期間。感染症によって異なり、インフルエンザは1〜3日、水痘は14〜16日程度。
- 感染症の記事
- 飛沫感染(ひまつかんせん)
- 咳やくしゃみで飛び散る唾液の粒(飛沫)を吸い込んで感染すること。インフルエンザ、RSウイルスなどが代表的。
- 接触感染(せっしょくかんせん)
- ウイルスや細菌が付着したものに触れ、その手で目・鼻・口を触ることで感染すること。手洗いが最も効果的な予防法。
- 出席停止期間(しゅっせきていしきかん)
- 感染症にかかった場合に学校・保育園を休む期間。学校保健安全法で疾患ごとに定められている。
- 出席停止期間を確認
- 抗菌薬(抗生物質)(こうきんやく)
- 細菌感染症を治療する薬。ウイルス感染症(風邪・インフルエンザ等)には効かない。医師の処方に従い、最後まで飲み切ることが大切。
健診・発達
- 乳幼児健診(にゅうようじけんしん)
- 乳幼児の発育・発達を定期的にチェックする健康診査。港区では3〜4か月、6〜7か月、9〜10か月、1歳6か月、3歳児健診などを実施。
- 健診ガイド
- 発達マイルストーン(はったつまいるすとーん)
- 首すわり、寝返り、つかまり立ち、初語など、成長過程で多くの子どもが通る発達の節目。個人差が大きいため、目安として考える。
- タイムライン
- パーセンタイル(成長曲線)(ぱーせんたいる)
- 同じ月齢の子どもと比較した身長・体重の位置。例えば50パーセンタイルは真ん中。3〜97パーセンタイルの範囲内であれば標準的とされる。
- 母子健康手帳(ぼしけんこうてちょう)
- 妊娠届出時に交付される手帳。妊婦健診、出産、予防接種、乳幼児健診の記録を一元管理する。2024年からデジタル化も進行中。
アレルギー
- アナフィラキシー(あなふぃらきしー)
- アレルギー反応が全身に急速に広がった重篤な状態。じんましん、呼吸困難、血圧低下などが起こる。エピペン(アドレナリン自己注射薬)の使用と119番通報が必要。
- 食物経口負荷試験(しょくもつけいこうふかしけん)
- 食物アレルギーの診断のため、医療機関でアレルゲン食品を少量ずつ食べて反応を確認する検査。専門医のもとで安全に行う。
- IgE抗体(あいじーいーこうたい)
- アレルギー反応に関わる免疫グロブリン。血液検査で特定の食物やアレルゲンに対するIgE値を測定し、アレルギーの可能性を評価する。
- アトピー性皮膚炎(あとぴーせいひふえん)
- かゆみのある湿疹が慢性的に繰り返される皮膚疾患。乳児期に多く、適切なスキンケアとステロイド外用薬による治療が基本。
行政・制度
- 乳幼児医療費助成(マル乳・マル子)(にゅうようじいりょうひじょせい)
- 港区では中学3年生まで医療費の自己負担が無料。健康保険証と医療証を窓口で提示する。詳しくは港区公式サイトを確認。
- 児童手当(じどうてあて)
- 中学校卒業まで(15歳到達後の最初の3月31日まで)の児童を養育する家庭に支給される手当。所得制限あり。出生後15日以内の申請が推奨。詳しくは港区公式サイトを確認。
- 出産育児一時金(しゅっさんいくじいちじきん)
- 出産にかかる費用の経済的負担を軽減するため、健康保険から支給される一時金。2023年4月から50万円に増額。
- 産後ケア事業(さんごけあじぎょう)
- 産後の体調回復や育児を支援する事業。港区では宿泊型、デイサービス型、訪問型を実施。助産師による授乳指導や育児相談が受けられる。
※ この用語集は一般的な説明を目的としたものです。個別の症状や治療については、かかりつけの小児科医にご相談ください。