小児用肺炎球菌(PCV20)
肺炎球菌感染症(細菌性髄膜炎・肺炎・菌血症)
細菌性髄膜炎や肺炎球菌肺炎を予防します。乳幼児期の重篤な細菌感染症を防ぐために重要です。現在の定期接種では原則として20価ワクチン(PCV20)を使用します(PCV15で接種を始めた場合は、原則同じワクチンで最後まで接種します)。五種混合と同時接種が推奨されます。
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接種スケジュール
- 1
1回目
標準: 2ヶ月接種時期のめやす: 2ヶ月〜6ヶ月 - 2
2回目
標準: 3ヶ月接種時期のめやす: 3ヶ月〜7ヶ月 - 3
3回目
標準: 4ヶ月接種時期のめやす: 4ヶ月〜8ヶ月 - 4
追加
標準: 1歳1ヶ月接種時期のめやす: 1歳〜1歳3ヶ月
定期接種の対象年齢はおおむね生後2ヶ月〜5歳(60ヶ月)未満です。接種を始める年齢によって必要な回数が変わる(遅れて開始した場合は回数が少なくなる)ため、お子さんに合ったスケジュールはかかりつけ医にご相談ください。
主な副反応
接種部位の発赤・腫れ・痛み。発熱が見られることがあります。通常48時間以内に改善します。
接種の注意事項・禁忌
発熱中の場合や、本ワクチン成分に対する重篤なアレルギー反応の既往がある場合は接種を延期します。
よくある質問
Q. 軽い鼻水・咳があっても接種できますか?
A. 発熱がなく機嫌がよければ接種可能なことがほとんどです。接種当日の体温を測り、体調を接種医師に正直に伝えてください。
Q. 接種後に接種部位が腫れました。どう対応すればいいですか?
A. 接種部位の発赤・腫れは正常な免疫反応です。冷やすと楽になることがあります。揉んだりこすったりしないでください。腫れが翌日以降も広がる場合や、高熱を伴う場合は接種医療機関に連絡してください。
Q. 五種混合と同時に接種して問題ありませんか?
A. 問題ありません。生後2ヶ月で五種混合・肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルスの4種類を同時接種するのが標準的なスタートです。同時接種は安全性・有効性ともに単独接種と変わらず、日本小児科学会が推奨しています。
Q. PCV13やPCV15で接種を始めています。途中からPCV20に変えられますか?
A. 現在の定期接種は原則PCV20です。PCV13で途中まで接種した場合は、残りをPCV20(またはPCV15)に切り替えて完了できます。一方、PCV15で開始した場合は、原則として同じPCV15で最後まで接種することが望ましいとされています(日本小児科学会)。切り替えの可否は接種歴をもとにかかりつけ医が判断しますので、母子手帳を持ってご相談ください。
Q. 接種の開始が遅れました。回数はどうなりますか?
A. 接種を始める年齢によって必要な合計回数が変わり、生後7ヶ月以降に開始した場合は標準の4回より少ない回数で完了します。最初からやり直す必要はありません。具体的なスケジュールは、母子手帳を持ってかかりつけ医にご相談いただくか、日本小児科学会の推奨スケジュールをご確認ください。
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おかけんの予防接種解説記事を読む※ この情報は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。 接種時期や可否についてはかかりつけの小児科医にご相談ください。