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「赤ちゃんのおちんちんの袋が片方だけ大きいんです」「陰嚢が腫れていて心配です」、新生児期や乳児健診でよくいただくご相談です。これは陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)の可能性があります。
陰嚢水腫は決して珍しい病気ではなく、新生児男児の1〜2%にみられます [1][2]。多くは自然に治りますが、鼠径ヘルニア(脱腸)との区別が大切です。今回は、陰嚢水腫について知っておいていただきたいポイントをQ&A形式でお伝えします。
陰嚢水腫ってどんな病気ですか?#
鼠径ヘルニアとどう見分けるんですか?ペンライトで光が透けるって本当ですか?#
陰嚢水腫
陰嚢水腫は自然に治りますか?いつまで様子を見ていいですか?#
手術はどんなものですか?将来の影響はありますか?#
まとめ#
- 陰嚢水腫は精巣の周りに液体が溜まった状態で、新生児男児の1〜2%にみられる [1][2]
- 非交通性(液体が封じ込められている)と交通性(お腹とつながっている)の2タイプがある [1]
- ペンライトで光が透ける(透光性陽性)が特徴。鼠径ヘルニアとの鑑別が重要 [1][2][4]
- 確定診断は超音波検査が最も正確 [5]
- 非交通性の多くは1歳までに自然消失する [1][2][7]
- 1〜2歳以降も持続する場合に手術を検討。日帰り〜1泊の手術で治療可能 [7][8]
- 急に硬くなる・痛がる・嘔吐がある場合はヘルニア嵌頓の可能性があり緊急受診 [4]